会計から財務へ。理解しておくべき概念Net Working Capital

バランスシートや、インカムステートメントの情報から財務分析をしていくうえで、改めて確認しておくべき概念がいくつかある。

 

Total Assets = Debt + Equity

Debt = Current Liabilities + Long-term Debt

Total Assets = Current Assets +Fixed Assets (Noncurrent Asset)

 

上記は既に会計の授業でも既にカバーしてある内容だが、例えばNet Working Capital。Current AssetからCurrent Liablityをマイナスした金額であり、いわば急な支払いが発生した時に、どの程度その支払いに充てられる資産があるのか?を示す。

Total Asset全体に対してこのNet Working Capitalが多ければ多いほど「短期流動性が高い」つまり短期的な支払い余力を示すとされる。企業の健全性を図る指標の一つである。

 

また、Net Working Capitalは資産からのキャッシュフローの計算にも使われる。